高校3年生の時職員室の別室で担任の先生と話し合いをして大泣きしたことを思い出す。
これからの人生でもあるかないか分からないくらいの人前で泣くということだった
数日後、廊下で現代文の先生が小走りで近寄ってきてひっそり
「なにか悩み事があったら話してね」
と言われた。
小さな職員室で薄い壁で仕切られただけの別室だったので私の声が聞こえていたのだと思う
定時制高校は変わった生徒がよくいる。単なるバカ、いじめられて不登校だった人、障害があって普通の人と上手く関われなかった人、その両方、なぜ定時制なのか分からない人、
私は仲の良かった1人の友人にしか話しをしていなかったので、先生や他のクラスメイトからしたらなぜ定時制なのか分からない類の生徒だったと思う。勉強もそんなにできなかったけど、、
当時私は話さなかった。
でもあの時の優しさが今でも沁みてくる時があります
地元の海を思い出します。