キリコのブログ

貧乏かつ機能不全家庭育ちのとある20代主婦

10代の苦労で分かったこと

 

 

 

 

こんにちわ

 

 

近頃なにか書きたいなと思いつつも話のまとまらないものばかりだったので、今日は私の体験で得た人生の心得?のようなことを書いていきたいと思います。

何若造が生意気いってんだという感じです

 

 

 

人間って詰まるところなにが1番怖いのか考えたことがあるだろうか

 

この世に怖いことはたくさんあって、お化け屋敷とか手術とか、そういう類の怖さもある。誘拐、監禁拷問考えたらキリがない

でもこういうのは稀でみんなに平等に起こりうる怖さとは何か。

 

 

私は、本当に怖いこととは、

誰からも必要とされないこと

自分が自分を信じてやれないこと

だと思っています。

 

 

その経緯のためにも少し、いや結構時間を遡り、まず私の思春期を語らせてもらいたいです、、

 

 

中学2年生の時家庭は崩壊していて学校ではクラスの中に仲良くなりたいと思える子も居ず、家庭の影響からか思春期のせいなのか、友達と上手くやっていけませんでした。

とにかく1人にならないようにその場しのぎで必死に毎日を過ごしていました。

 

 

2年か3年の夏休みの1ヶ月私は遠距離だった旦那の家に泊まっていてその時異常に1人でいるのが怖かったのを今でも覚えています。

 

旦那が仕事でいない時間の1秒1分が恐ろしく長く、1人でいることが兎にも角にも怖いのです。

私はAmazonで買った海外のよく分からない睡眠薬を買い、それを飲んで2.3時間ほど眠りについていました。

親に精神科に連れて行ってもらえる子はまだましで、私は親が原因でこうなっているので自分で自分を治すしか方法がなかったのです。

 

 

 

高校1年生になり私はお小遣いや携帯代を賄うためにバイトの虫になります。

火曜日以外学校がお昼で終わるので友達と軽く遊んだり家で仮眠をとって17時から22時までバイト。土日は日中も働きます。高2の時その生活が嫌になりバイトを辞めるのですが辞めて1ヶ月もしないうちにまた新しいバイトを始めます。

 

働いていない自分は存在意味がないように思えて怖かったのです。

 

そして高3の中間あたりから私も人並みに就活を始めます。

旦那の土地で就職を考えていた私は遠方のため学校の先生の引率なしで集団説明会に数カ所周り、面接をしてレンタカーの正社員に内定をもらいます。

でも私は中学の時同様死にたいと思っていて、先が見えないのになぜ将来の進学やら就職やらが考えられるだろうかと段々内定がプレッシャーになっていました。

 

 

そして先生に内定を取り消したいという話をすると思いのほか大事にされ、先生達数人と母親と私で面談をすることになります。

 

その時私は自分が情けなくなり人生で初めて学校の先生たちもいる目の前で号泣します。

あまりの情けなさに涙が出てからは終始右手で目を覆っていました。

その帰り、その時が母親にぶつけた最後の怒りで

「全部あんたのせいだ!!」

と叫びました。

 

高校生の時鏡に映る自分が怖く見えたことも一度だけあります。

 

 

高校卒業した18歳、私は10万あるかないかのお金をもって実家からダンボール数個を旦那の家に送って同棲し始めようとします。

 

今まで月1回休日に来る分はよかったのですが、誰も知っている人のいない環境、慣れない土地に泣きたいほど寂しくなり、私は住民票諸々の手続きをするよりも早く、旦那が仕事に行っている間に無断で高速バスを予約して荷物を置いて帰ってしまうのです。

 

 

そして帰ったはいいもののこの先どうしていくか路頭に迷い、ハローワークに行き、平日はパソコンの職業訓練に通い土日はホテルの清掃員として働いたりします。

 

(余談ですがこの時にExcelとWordの2級を取りました)

 

 

黙って帰ってしまってから私はずっとあの時のことを悔やんでいました。

今回ダメだったら旦那との未来はないという覚悟を決めて20の時再び引っ越しをし、現在移り住んで4年目になります。

 

 

 

この14から20の6年間に私はこの世で1番怖いことがどういうことか

あと、自分に素直でいることがどれだけ大事かも学びました。

 

10代の狭い世界の中、親からも友達からも必要とされない環境は死にも値します。大人になってもこれはいえることで、誰からも必要とされない状況は社会的動物である人間にとって死もよぎるほどの苦しみとなります。

 

また自分のことが信じてあげられないということも死に値する恐怖です。

自分で自分にこの先上手くやっていけるのか、仕事をやっていけるのか、生活していけるのか、生きていけるのか、問いかけても返答がないのです。

その自分からの問いに答える自信を持てないのは自分の軸や足元を見失います。

 

 

そして中学の時家でも学校でも自分を偽って気づいたことは無理に繕って人と仲良くしたところで結局その場しのぎの関係になるだけです。この先何年と続いていく関係には絶対になりません。

なら、好きな人には全力で嫌いな人とは適当に、こういう人との関わり方でずいぶん自分が楽になります。

 

 

 

 

今の自分なら私を安心させてあげることができて、どう問いかけてきても大丈夫だといえる自信があります。

悩み事が出てきても、だからといって死にたいと思うのではなくどうやったら自分がいいように生きていけるかの考えにシフトできたように思います。

 

 

自分に素直になって自分や自分の大切な人を愛してあげることでより生きやすい人生になると思っています。

 

リアルでこんな話をすることはまずないので、こういう持論を展開すると小っ恥ずかしくなりますね|´-`)チラッ

 

 

 

かなり長くなりましたので終わりにします